The Ghanの旅

アデレード発、
アリススプリングス、キャサリン経由
ダーウイン着

全長3000Kmを2泊3日で
縦断する列車の旅


このディーゼル機関車2両で
42車両を引き、450人の乗客と
乗務員、莫大な量の物資を運ぶ

世界中から集まった鉄道フアンの
期待は果てしなく膨らむ・・・

プロローグ・アデレードにて

2005年8月12日(金)
始発地のアデレードへ出発! 同行のLO,JEと落ち合い、
電車でシドニー空港へ向かう。
搭乗手続きは全てLOがやってくれる。気楽な私。

シドニー発   14:20  カンタス航空 759便
アデレード着  16:00  シドニーとの時差 マイナス30分
ホテル・Sallilleへ直行する。荷物整理後街へ散策に
出かける。 寒い。完全武装する。
2本のメインストリートが交差しているだけで街は小さい。
馬に乗った警官2人がパトロール、マントを着て、馬も布を掛けてもらって。
夕食はホテルのレストランで。旅立ちを祝して地元産ワインで乾杯。
生がき半ダースとタスマニア産サーモンのグリルを注文する。とっても美味しい。

8月13日(土)
6時30分起床。昨夜買っておいたサンドイッチの朝食をとる。
8時に朝寝坊の彼女たちを起こす。私は早寝早起き型。2人は遅寝遅起き型?
毎朝2人を起こすことが、この旅での私の唯一の仕事となった。

LOの またいとこ のMEが迎えに来てくれた。彼女の車で南下すること80Km.の゛Victor Harborへ。
野草の咲き乱れる原っぱでランチタイム。
馬車トラムで、Granite島に渡る。
Encounter Bayに面したこの島の水平線の向こうは南極。
海から吹き上げる風の冷たいこと。
ワーキングホリデイで来ているという日本人のSAに出会う。
右の写真を撮ってもらう。

午後はMEの両親の家、LOとMEのおばさんの家を訪問する。
「あなたが初めての日本人のお客様よ」といって歓待してくれる。
古い写真を出して家系の説明が続く。
新天地を求めてヨーロッパから移住してきた人達の子孫が、
今でも強い絆で結ばれていることを知った。

8月14日(日)
午前中ひとりで植物園へ行く。
真冬なので花が少ない。つぼみは堅く、花や葉は枯れて
ドライフラワー状になっている。それが結構いい被写体になる。

午後4時、アデレード駅へ向かう。

いよいよ The Ghanの旅が始まる。

プラットホームは乗客でごった返している。
制服姿のアテンダントたちがにこやかに、テキパキとチェックインの手続をしてくれる。
私はセカンドクラス・レッドカンガルーの寝台車、N号車、5番、2段ベットの下段。
上段はブリスベンから来たKA.。
アテンダントは、デヴィー。ピチピチした笑顔の美しい女性。

The Ghan発車

午後5時25分、列車はアデレード駅を静かに離れた。
行き交う人々のざわめき、デヴィーが挨拶してまわる声、そしてチーフアテンダントのアナウンス。
「ようこそみなさん、私たちはダーウィンまでの3日間、世界一素晴らしい列車・The Ghanで
お供できますことを大変光栄に思っております。どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さいますように・・・・」

いやが上にも気分が高揚する。
車内を探検してまわる。子供のようにはしゃいで。
何で廊下がくねくね曲がっているの?
仕掛けが解って、拍手喝采! 向かい合う2室で洗面台の出っ張りを、交互に配置しているからなのだ。

狭い車内を実にうまく使って、ラウンジ、食堂車、売店、トイレ、シャワー室が設置されている。
一日中熱いお湯が使える。
キャビンは2畳分もないだろう。その中に2段ベット、洋服掛け、テーブル、洗面台、棚には
タオルとせっけん、コンセント。 大きな窓にはブラインド。
この車両の乗客以外は通行禁止 他の階級へは行けない  洗面台 コンセント
栓抜きもついている

つまみを引くと洗面器が出る
立てると奥の穴から排水する

夕食は食堂車のカウンターで好きなものを買って、テーブル席で食べる。
ゆで豚と温野菜、スープで1000円(1ドル85円として)
安くて結構おいしい。
食後ラウンジへ移り、コーヒーを飲みながら談話する。
TOという初老のおじさま、少々お酒もまわって弁舌爽やか。
「くよくよしちゃあいけないね。なんとかなるもんさ。どこから来たかって?住所不定さ。
気楽なもんだよ・・・」


キャビンに戻ってみると、ベットメイクができていた。
横になってみる。狭いけどなかなかいい感じ。マーク入りのシーツも
清潔だしおしゃれ。
枕元には小さな棚があり時計、眼鏡などが置けるようになっている。
この列車の設計はノーベル賞ものね。設計者に会ってみたいわ。

外はとっぷりと暮れて、何も見えない。
熱いシャワーを浴びさっぱりして10時頃就寝。
軽い睡眠剤を飲む。睡眠不足は翌日に響くから。
ガッタン ゴットン 列車の揺れと音が子守歌のようで、深い眠りについた。
この度のオーストラリア旅行は多くの方々のご厚意により、無事目的を達成することができました。
心よりお礼申し上げます。

次のサイトが、私のページの不足を補ってくださると思いますので、ぜひこちらもご覧下さい。


tkayさま
http://www5d.biglobe.ne.jp/~tkay/


buakaburraさま
http://www.ne.jp/asahi/outback/buokaburra/

The Ghanの日本語版
http://www.arukikata.co.jp/webmag/2005/0504/sp/050400sp_top.html

前編

食堂車 シート席の人といっしょに利用する
 飲食物 お土産の売店
マーク入りのシーツ
ラウンジのゲーム機

2005
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