2005
オーストラリアの旅へ

The Ghanの旅
後編
アデレード発、
アリススプリングス、キャサリン経由
ダーウイン着

全長3000Kmを2泊3日で
縦断する列車の旅


ディーゼル機関車2両で
42車両を引き、450人の乗客と
乗務員、莫大な量の物資を運ぶ

世界中から集まった鉄道フアンの
期待は果てしなく膨らむ・・・

2005年8月16日(火)

The Ghan 3日目

6:30起床。 窓の外は緑の多い景色に変わっている。
7時 LOとJEを起こしに行く。 3人で朝食をとる。

キャサリンにて

8:00  キャサリン駅着。
ここに4時間停車する。
一人でオフ・トレイン・ツアー、キャサリン渓谷ツアーに参加する。
LOとJEは開拓当時を再現した村へ観光に行く。

キャサリン渓谷ツアー

ニトミルク国立公園内にあるキャサリン渓谷のツアーに参加する。
2500万年かけたできた全長50kmの入り口の2つの渓谷のボートツアー。
第1渓谷はこのボートで出発。
カヌーを漕いでいる人もいる。

突き当たるとボートを降りる。今は水量が少ないので、
歩いて第2渓谷へ行き別のボートに乗り換える。
カヌーの人達は担いで渡らなくてはならない。
上空を大型な鳥が舞っている。ワニもいるそうだが出て来
なかった。

このツアーは期待はずれ。
迫力に欠ける。スリルがない。
だいたいこの国の渓谷とか滝とかはたいしたことないという
ことを再確認した。
タスマニア島は絶景揃いだけど。

こんなわけで少々しょぼくれて帰って来た。
11:45 キャサリン駅に帰着。 

The Ghangは長〜い。
今回42両編成で全長約1000メートル。新幹線のぞみが16両で約400メートルと
いうから、いかに長いか・・・
駅に着いても自分の車両に辿り着くまでが大変。

夏の制服に着替えたデヴィがにこやかに迎えてくれる。
この笑顔は最高。気分爽快になる。

12;10 The Ghan発車

最後の食事をとる。
チキンのカレーライス。ライスはイマイチだけど、カレーは美味しい。
午前のツアーで知り合ったWIとANのカップルと同席する。
ニュージーランドで牧場を経営していた。お金にはなったけど、暇なしで働きずくめだった。
子供にそっくり譲って、今は自由人よ、幸せだわ。
ダーウインでゆっくりして、帰りもThe Ghanに乗るのよ・・・
羨ましい!

車窓からの景色がすっかり変わった。
満々と水を湛えた大河、濃い緑の森、熱帯に入ってきた。
平均時速85kmでゆっくり、力強くガンは走る。
        蕩々たる大河       列車の通過を待つ車
人家や車も見られるようになり、終着駅ダーウィンが近づいてくる。
荷物をまとめてから、ラウンジへ行く。
すっかりお馴染みになった人達と別れを惜しむ。
みんなゆったりとした日程で休暇を楽しんでいる。
私たちと同じブルームに行く人もいた。

チーフアテンダントのお礼とお別れのアナウンスが流れる。

キャビンに戻ると、デヴィが来てくれた。
The Ghan 乗車のお礼とこれからの旅の安全を祈るというご挨拶。
英語が不得意な私への心遣いを感謝して別れを惜しむ。

ダーウイン到着・下車

16:30  ダーウイン駅に予定通り無事到着。
とうとう終わっちゃった!
随分いろいろなことがあったのに、短かった
なぁ〜。

エンジン車とN号車 ご苦労様
スタッフのみなさん ありがとう お疲れさま
LOとJE お世話になりました ありがとう
乗客のみなさん 楽しかったわ ありがとう

後ろ髪引かれる思いで下車する。

ほんとうにいい旅だった。。
一生忘れません。
         ダーウイン駅
The Ghanの旅を終えて
ひとつだけ残念に思うことがある。
それは、等級のこと。
乗車前からある程度覚悟はしていたが、乗車してみて「何事もお金はただ取らない」と実感した。

お値段のこと 
                         
アデレード〜ダーウイン乗車料金 (1A$は約85円)
                       
                                  大人       子供・学生
  ファーストクラス・ゴールドカンガルー         1830A$     1244A$
  セカンドクラス・レッドカンガルー・・・寝台車     1380A$      834A$
                        座席車      440A$      220A%

私たちはセカンドクラス・レッドカンガルーの寝台車を選んだ。
日本円にして約117、000円  ファーストクラスだと155,000円
この差 38,000円をどう考えるか?
2泊3日でこの差、庶民感覚からいえば、決して安いものではない。
しかしである!!!

The Ghanへの乗車を単なる移動手段と考えている人は無いだろう
それだったら飛行機が一番いい。
誰もが日常の生活を離れ、豊かな時を過ごすためにこの列車を選んだ。
滅多に出来ないこと、一生に一度のことであるとするならば、他のことで倹約してでも
奮発して、ぜひファーストクラス・ゴールドカンガルーに乗りたい。

ファーストクラスの豪華な設備、ゴージャスなフルコースの食事、素晴らしいサービス・・
それが38,000円だと思えば高くない。
私の旅行記と前述の tkayさんのインデイァンパシフィック乗車記を比べていただければ
一目瞭然である。
詳細はThe Ghan日本語版にも載っているのでご覧いただきたい。
また、体力のある人なら座席車に乗り、差額で別の楽しみを味わうというのも一法であろう。

等級のことでは何度も後悔したが、
それでも、余りある楽しい、素晴らしい旅であった。
願わくば再び豪華列車に乗って、オーストラリアの大地を縦横断したい。

夢みるゆめ子おばちゃまの、ゆめのまた夢・・・☆☆☆ (*^_^*)(・_・)(._.)

  

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