俗離山編
   
   
   
   
   
   
   

10月27日

俗離山 (ソンニサン)へ出発。
きむさんの勧めでタクシーはやめてバスで行くことにする。
バスの時刻表はと聞くと、きむさん、
「朝は20分間隔。1分待ちで来ることもあるし、行ったばかりだったら19分待てば来る。」

な〜るほどねぇ〜〜   そうか。  なっとく・・・   韓流で行くわ!!!

10時10分、バスが来ると きむさん、ドライバーに
「この人俗離山まで行きます。乗換えのこと頼みます。」
同乗のおばさんも全員 「わかったよ。」

俗離山到着までは大変だった。
何度もバスを乗り継がなければならなかった。
「乗換えだよ。」とみんなで叫んで、カートを降ろしてくれて、同じバスに乗る人を見つけて
頼んでくれた。
大勢の人の親切のリレーで最終地俗離山のバスターミナルに着いたのが13時45分。
3時間30分、田園地帯のドライブだった。

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韓国紅葉の旅

さて、再び金剛門まで戻りハイキングコースを進む。
俗離山はその名の通り俗から離れた山深い所という意味があるそうだが、紅葉シーズンの人出で
賑わっている。
韓国の人は大声で話すし、意味がわからないのでけんかしているのかと思うと、高らかに笑ったり
する。

ダム湖が現れた。
取水口の堤防でお弁当を食べていたカップルがしきりに私を引き止める。
「ここへきていっしょに食べませんか。」
<以降の会話は私の勝手な想像>

「日本の方ですか。日本のどこ?。所沢?聞いたことないねぇ。東京の隣ねぇ。韓国は初めて?
そんなに韓国が好き、嬉しいねぇ。さあさ、もっと食べてくださいよ。家内は料理が上手でね。
いつも弁当持参で歩くんですよ。熱いお茶もどうぞ。韓国の食べ物はどう? 辛いものが苦手なの?
別に辛くないと思うよ。一人で旅行しているんですか。えぇぇ73歳?ほんとう?元気が一番ですね。
日本へ?ありがとう。でも・・・簡単には行けないなぁ。気をつけてね。また来てくださいよ。

通りすがりの私に食べ物を分けて、優しい言葉をかけてくださった。
見ず知らずの人から今日もまた親切にしていただいた。
ことばが通じたら感激はもっと大きかっただろう。
今度来るときは韓国語を勉強して来よう。

1時間も歩いたところで休憩所があった。
熱々のおでんを食べた。韓国では「練り物」のことを「おでん」という。

腹ごしらえもできてまた歩く。
どこまでも同じような景色が続く。澄み切った青空。手つかずの雑木林の紅葉。
元気いっぱいおしゃべりしながら歩く観光客。

さてと、この先になにかあるの?みんなどこへ行くの?
聞きたいんだけど・・・やっと話せる人が見つかってわかった。

もう少し先へ行くと道が二股に分かれ、上り坂の方を2時間ほど行くと山の頂上で見晴らしが
素晴らしい。
その分岐地点まで行って引き返した。
そこから往復4時間もかかる。日本を発って以来1週間休まず動き続けた。今日はもうおしまい。休もう

ホテルのレストランで「スモークサーモンサラダ」の夕食を食べて、熱いお風呂に入って、暮れなずむ
紅葉の山脈を眺めつつ「今日もいい1日だった。」

こうして「国立公園の中に泊って紅葉を楽しむ」という旅の目的は十分に達せられた。
大勢の人の善意に支えられて。
そしていよいよ明日はソウルに戻る。


大きなターミナルで、路線バスも、観光バス(韓国周遊の旅という日本の団体用バスも1台)も
観光客もいっぱいいた。
レストラン、お土産や、露店がずらっと並んでいる。
とても大きな観光地のようだ

指差し会話でタクシーに乗ろうとした。
ドライバーさん 「ΩαΦ・・・Ψψ∋????」   さかんになにかいうんだけど、さっぱりわからず
「あのぅ とにかくホテルへ行ってください。ホテルの人に助けてもらうから」
日本語で一生懸命頼んだ。
2分も走ったか?、ホテルに着いた。

「あぁ、すぐそこだから歩いていけますよ」っていったのね。知らなかったのよ。ごめんなさい。
チップだけやっととっていただいた。

ホテルにも大勢の宿泊者がいるようだ。
部屋は古いが、家具も重厚な感じ。
テラス越しに見える山はまさに紅葉最盛期。素敵!!!気に入った。

メインの観光は明日にして、街へ散策にでる。
特産物、見たこともないようなきのこや木の実、木の皮や小枝?、雑穀や海藻や果物、民芸品。

おしゃれなレンタサイクルに乗りたかったが「怪我しないように」といわれてきたので止めた。

レストランは全部韓国料理店だった。
早めの夕食に韓式定食を食べた。辛くて困っていると「ちぢみ」をサービスしてくれた。

昨夜からちょっと食べすぎだ。薬局で消化剤を買ってのんだ。¥210なり。よく効いた。

10月28日  俗離山 法住寺参拝

9時ホテル発。
法住寺はホテルのすぐ傍、国立公園入山料200円。今回初めて有料だった。
法住寺は韓国三大寺院のひとつで、553年の創建。

横断幕が張られた参道をしばらく行くと、第一の山門。なぜかだれもくぐらないで脇を通る。
またしばらく行くと金剛門。
ここをくぐると中は広い境内で、まず目に飛び込んできたのが「青銅弥勒仏」。
世界最大の単一仏像だそうだ。
大雄宝殿、円通宝殿、石蓮池、四天王石灯など国宝も含め境内には見どころが多数ある。

一角には参拝者用の宿坊もあったが、「黙言」が守られているようで静寂そのものであった。
お寺の裏側の川辺沿いは、広い僧坊になっていた。