韓国 海割れと軍港祭り

珍島の海割れ 第2話

2010/4/30

今日は海には入らず、舞台を中心に伝統芸能を鑑賞する。
韓国の太鼓の演奏は、身につけた小型の太鼓を打ち鳴らしながら激しく踊る。
躍動的なリズムが響き渡る。

太鼓演奏のあと、伝統楽器の演奏になった。
哀愁的な歌も加わった。
音楽大学の教授のソロも心に沁みわたるような歌。
そのうち巫女舞のようなものも始まって、なんとも神秘的な雰囲気になってきた。
観客席では踊りだす人もでてきた。

これは死者の霊を慰める宗教行事で、この儀式だけにここを訪れる人も多いという。
お布施を出して聖なる穀物をいただく。
舞台上に白布を広げ、多くの人が同時に献金できるようにしていた。

海割れを俯瞰撮影しようと思って山道を登っていったが、雨で道が滑って危ない。
途中で引き返した。 (骨折だけはしないで帰ってきてね。という声が聞こえて・・・)
帰路寄ったお寺は桃の花が満開。さくらはあと1カ月後?

海割れも終わり人影もまばらになってきた。
お店の中まで見渡せるし、全部残らず売り尽くそうとおばさんも大声で叫んでいる。

海を見るとさっきまでの道はうそのように消えて、お客さんを乗せた船がいっぱい浮かんでいた。
のんびりしすぎて最終バスに乗り遅れた。
珍島じるしのタクシーに乗らなかったばかりにアシを失い、ガイドさんに拾われた。
レストランまで送ってもらって、旬のあわびの炊き込みご飯の注文までしていただいた。

珍島2日目は朝から雨、風も強くて小型台風みたい。
珍島犬弘報館へ天然記念物に指定されている珍島犬を見に行こうと思っていたけど断念。
部屋でオーナーのシーズー犬と戯れる。
早めのお昼をすませて、バスで海割れの回洞へ向かう。

飾り立てた船がパレードの準備をしている。お客を乗せて楽隊が賑やかに太鼓を叩いている。
モーターレースの船も集まっている。

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今回の旅の最大目的であった「珍島の海割れ」はたっぷり見られてよかった。
ただお天気には恵まれなかった。
これが陽春の光のもとであったら空と海が綺麗な青色でさぞかし美しい光景が見られたであろうに。
返す返すも残念であった。

お世話になった文化観光課の瀧口恵子さん、虹色天使さん、英語ガイドのSoyさん
そのほか大勢のみなさん御親切にしていただきましてありがとうございました。

最後演奏も終わり、神様を先頭に一行は海割れの始まっている「ポンお婆さん」の広場へ向かう。

ポンお婆さん

昔、回洞村人は人を襲う虎から逃れて、芽島に避難した。
ただ一人取り残されてしまったポンお婆さんが家族を思って祈りを捧げていると、突然海の中に
道が現れ、人々は鳴り物を打ち鳴らしながら珍島に帰って来た。
すぐ息を引き取ってしまったお婆さんの祭司を行うようになった。
今でも子供のいない人、愛が叶えられない人の願いが聞き届けられると信じられている。

雨は小止みになったが、今日は陸で見物している人が多い。