2011
ヨーロッパ春紀行

日記G

 ブルージュ&ゲント  4つの残念なできごと

5月5日、ブルージュへ行った日、不愉快なことが4回もあった。

第一話  トラム車内で(ゲント旧市街から中央駅までの)

ホテル近くのストップから駅までトラムで15分ぐらい、料金は2ユーロ。
10ユーロ出して切符を買おうとしたら、ドライバー「お釣りありませんよ。」
「えぇっ 100ユーロ札と間違えたかと思ったが、10ユーロに間違いなし。」 8ユーロのお釣りもないのか。
「降りて売店で買ってください。」
私「どなたか くずしてくださいませんか。」と大声でいうと、後ろの席の中年の女性が手招きする。
小声で「無視しなさい。とにかく降りないで。」
何がなんだかわからない私。
「ここに座って。 「切符を売っているところもわからないし、時間がないから」といってお釣りを
もらわない人がいるらしいの。
地元民じゃない人がね。100出せばおつりくれるのよ。
黙っていれば取られないわ。駅の事務所へいってトラムのナンバーと時刻をいえばドライバーは
われるからそうなさいね。」
駅で降りるとき、お金は取られなかった。なにも咎めもしないで。

まさかのお話。
公共トラムのドライバーがこんな詐欺まがいのことをするの???
女性に教えられたトラムの事務所で概略を話して、携帯の番号も告げておいたけれど連絡は
なかった。

2ユーロ儲かったわけだけれど、大変気分の悪いできごとだった。


第二話  ブルージュのレストランで

初めてブルージュへ行ったときに食べたムール貝の美味しさが忘れられない。
今回も楽しみにして出かけた。
ランチ時、地元の人で賑わっているお店に入った。
注文の後、マスターらしき人が来て、「日本人ですか。」と聞く。
「ランチ食べるのに、どうして国籍聞かれるの?」

そうか! 日本人好みにマイルドにでもしてくれるのかな?

大鍋に山盛りいっぱい。名物に旨いものあり・・・。
半分ほど食べて一休みしていると、
「もう 食べ終わりですか。」と聞く。
「いいえ、ちょっと休んでから全部いただきます。」

「他にご注文は?」
「ムール貝だけで満腹になるのでいりません。」

マスターが来て
「あなたはもう Hundred Time いる。 終わりにしてください。


耳を疑った。
こんな話聞いたことない。空席を待っている人がいるわけでもないのに。

「隣の家族連れは私より先にいて、まだ盛んに食べているじゃあないの」
「あの人たちは7皿注文してくれましたから。」

むなしくて話もしたくなくなった。
大急ぎで食べて外にでた。
何も悪いことしてないのに、、なんでこんな目にあわされるの?

ずっと後になってわかったことなのだが、一部の人の間で、
「日本人は放射能に汚染されているから危険」という風評があり、レストランでもなるべく
速く出ていって欲しかったのだろう。



第三話  ブルージュのタクシーで


帰りに疲れたので、旧市街から駅までタクシーに乗った。
数分で駅に着いた。
メーターが7.2だったので8ユーロだした。お釣りはいらないつもりで。
そうしたら10ユーロだという。

「どうして?メーターは7.2じゃあないの」
「これは駅前の大通りまでの料金で、構内に入ると10になる決まりです。」
「そんなばかな。駅までといったら普通構内まででしょ。そういうことは初めにいって
くださいよ。」


急に英語がわからないふりをする。
ばかばかしくなって止めた。10ユーロ投げ捨てて降りた。


第四話  再びゲントのトラムで


疲れた心と体に追い打ちをかけられるようなできごとがもう一つ。

ゲント駅からのトラムで。

タクシーに余分に払ってしまったので2ユーロコインがない。
20ユーロ札を出した。
朝は小銭がないといいがかりをつけたのに、今度は全部2ユーロコインでじゃらじゃらと
くれた。


変なやり方!怪しいぞ!ピンときた。
18ユーロ9枚のはずが、7枚しかない。
「お釣りが足りませんよ。」 わざと大声で叫んだ。
すかさずじゃらんじゃらんと、2枚だした。 いくら不足かも確かめないで。
初めから4ユーロ誤魔化すつもりだったのね。4ユーロといえば約500円よ。


ひどいことするじゃない。朝事務所に届けておいたのに、なにも治っていない。
今度はマジックまがいで誤魔化そうとした。


この日一日でこんなにひどいことが4回もあった。
私が老令の日本人女性で一人旅なので、狙われたのだろう。
ベルギーは好きな国の筆頭グループに入っていたが、これらのことですっかりイメージ
ダウンしてしまった。
もちろんこのことで全てを推し量ってはいけないと思う。
でもあまりに酷すぎる。
悔しくて、悲しくて、空しくて、どうにもおさまらない。



海外一人旅時、いつも思いもかけない親切な支援をしていただいて、感謝いっぱいの
よい思い出と共に帰国している。しかし今回は・・・・


ベルギーには当分行きたくないと思った。